猫との暮らしは楽しいけれど、猫のイタズラに悩まされている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。猫はしつけが難しい動物で、犬のようにやってはいけないことをやらせるのは難しい面もありますが、イタズラによる被害は減らすことができます。今回は、猫のイタズラについて書いていきます。

目次

猫がイタズラをするのはなぜ
猫のイタズラをやめさせる方法
猫のイタズラの対処法
猫のよくするイタズラ
まとめ

猫がイタズラをするのはなぜ

猫は寝ていることが多い動物ですが、遊ぶときは非常に激しく動く猫が多いです。
猫が何を考えているのか、考えてみましょう。
・イタズラでなく楽しく遊んでいる
飼い主はイタズラと思っても、猫はただ単に遊んでいるだけです。
猫は自分のテリトリーの外に出ることを嫌いますが、自分のテリトリーに入ってきたものに興味を持ち、特に珍しいものや新しいものにには触ったり遊んだりしたいという欲求が強くあります。
猫は転がったり、登ったり、追いかけたりといった遊びが大好きです。
・飼い主に相手をしてほしい
猫のイタズラには、飼い主にかまってほしいからという場合もあります。
猫はかまってほしいとき、飼い主の気を引こうとします。そのため、わざと悪い場所で爪とぎをしたり、甘噛みしたり、物を落としたりすることがあります。
・ストレスが溜まっている
やんちゃな行動は、ストレスがたまると増えるようです。
ストレスが溜まると、自分を落ち着かせるために代替行動をするようになります。
走り回ったり、何かを落としたりといった行動が目立ちます。
・退屈している
猫は完全室内飼いが推奨されており、外に出ない生活は猫にとって刺激にならず、自由な時間が多くなります。
室内飼いは猫にとって安心安全な環境ですが、その反面、刺激が少なくいつも同じ状態になってしまうというデメリットもあります。
室内で過ごす時間が長い猫は、イタズラ好きな性格になりがちです。
・狩猟本能
現在、猫は人間と一緒に生活していますが、まだまだ強い本能を残しています。高いところに登ったり、じゃれ合ったりと、狩猟をしていたころにやっていたようなことをします。
特に、ティッシュやトイレットペーパーはその本能を呼び覚ます可能性があります。

猫のイタズラをやめさせる方法

・環境を変える
まずは、片付けや整理整頓により、猫がイタズラをするものを置かないことが大切です。
猫はイタズラをするものが無くなりイタズラできなくなります。
・自由な時間を持ち過ぎないようにする
猫じゃらしやボールなどで10~15分程度、猫が退屈しないように遊んであげましょう。
猫はあまり元気のいい動物ではないので、長時間遊ぶよりも短時間で何度か遊んであげるのがよいでしょう。
時々おもちゃを変えてあげると、同じおもちゃで遊んでいても飽きません。

猫のイタズラの対処法

・注意をそらす
誤飲など危険があるものでイタズラをしている場合は、危険なものを取り除くために、猫じゃらしなどを使い猫の注意をそらしましょう。
大きな声や音で猫を驚かせ、やめさせようとする人がいますが、猫が驚いて飲み込むことがあるのでやめましょう。
・暴力を振るわない
猫には絶対に暴力を振るってはいけません。
暴力を振るう瞬間は痛くて怖いので、その行為を止めますが、長続きはしません。
猫は臆病な動物で、一回の嫌なことや怖いことの経験をずっと覚えていて忘れることはありません。ましてや信頼している飼い主にそのようなことをされたら、精神的苦痛は大きいでしょう。
飼い主と猫の信頼関係が暴力によって壊れることは非常に多いです。
人間が暴力を振るわれると、反省よりも憎しみや恐怖の方が大きくなる。猫は言葉を理解しませんから、その恐怖はさらに大きくなるでしょう。
しつけに暴力を使ってはいけません。
・猫はしつけが難しい動物
猫にしつけをすることは不可能だと思ったほうがよいでしょう。猫は叱られたときはやめるかもしれませんが、やりたいと思えばまた繰り返すものです。
やってはいけないことだと思っていても、やりたい気持ちが勝ってしまうのです。
基本的に猫のしつけは不可能なので、飼い主は猫が悪さをしないように工夫する必要があります。

猫がよくするイタズラ

遊ぶことが好きな猫は、室内で楽しいことや面白いことを見つけると、必ずと言っていいほどイタズラをします。
子猫、特に2歳まではイタズラをよくするので、家の中を整理整頓して管理するように気をつけましょう。
ただし、激しいイタズラがずっと続くわけではなく、通常、2歳になると多くの猫が精神的に安定し、そのようなイタズラをあまりしなくなります。
2歳までは大目に見てあげてください。そして、寛容な心で猫との幸せな時間をもちましょう。
・物を落とす
飼い主の気を引くために物を落とす子もいれば、単に物が落ちるのを見るのが好きな猫もいます。
飼い主の気を引こうとしている子の場合は、物を落としても普通に対応しましょう。
物を落としても、猫を困らせず、無視し、速やかに静かに片付けます。物を落としても飼い主の注意を引かないことがわかれば、猫はやめるかもしれません。
ただし、猫自身が物を落とすのが好きな場合は、この方法は使えません。物を落とすのが好きな猫を飼っている場合は、やはり落としてほしくないものを棚や引き出しの中に入れて、猫が落とせないようにすることが肝心です。
・ティッシュで遊ぶ
猫はティッシュやトイレットペーパーを見つけると、狩猟本能をくすぐるのか楽しく遊びます。
トイレットペーパーを放置したのが悪いので、次からは放置しないように注意すればいいのです。
・ゴミ箱を漁る
ゴミ箱の中には、猫が興味を持ちそうなものが入っていることがあるため、ゴミ箱を漁る猫もいます。ゴミ箱は取り出しにくいですし、いろいろなものが入っているので、猫には触らせたくないものです。
子猫はゴミ箱が特に好きなようです。猫がゴミ箱で遊ばないように、苦味のあるスプレーなどを吹き付けて防げます。
・カーテンクライミング

カーテンに登ってしまい、カーテンがバラバラになったり、カーテンが落ちたりして困っている飼い主さんもいるのではないでしょうか。子猫はカーテンを登るのが好きなようです。それを止めるのは難しいかもしれません。
子猫の体重が軽いのはせいぜい生後5~6ヶ月くらいまでです。まずはブラインドカーテンなど、猫が登りにくい素材のカーテンを使用することが大切です。
同時に、猫が登りやすい布やキャットタワーを用意するとよいでしょう。
・食べ物の誤食
食べ物の誤食は、非常に危険です。誤飲をする猫は注意が必要です。
ひもやビニールなど、かじったり食べたりしそうなものは取り除いて、簡単に開けられない場所に片付けましょう。
噛まれそうなものには、苦味のあるスプレーをかけるのも効果的です。

まとめ

猫のイタズラは自然なことです。
飼い主はそれを理解した上で、イタズラをさせない環境をつくることが大切です。
イタズラを理解して、コミュニケーションを深め素敵な猫との暮らしを送りましょう。

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